車検証は運転時に携帯義務があるため、車に乗せている方が多いでしょう。
それでも、何らかの要因で紛失してしまうことがあります。

そこでこの記事では、車検証の再発行手続きについて解説します。
(正式には「再交付」といいます)

中には、引っ越し後に車検証の紛失に気付く方もおられるでしょう。
その場合の注意点についても取り上げます。

※普通車を前提にお伝えしますが、軽自動車でもほぼ同じです。

車検証の再発行は陸運局で行う

車検証を紛失してしまった場合、再発行の手続きは陸運局(運輸支局等)で行います。
行くべき陸運局は、(車検証上の)使用者の住所地を管轄する陸運局。
管轄が分からない方は、以下のリンクから調べることができます。

>>全国運輸支局等のご案内(国土交通省HP内)

使用者自身が手続きに行く場合の持ち物は、免許証などの本人確認書類手数料300円のみ。
車のナンバーと(わかれば)車台番号を控えて行けば、手続きが可能です。

陸運局では申請書を書く必要がありますが、相談窓口で親切に教えてくれます。

引っ越し先で紛失に気付いた場合

引っ越し先で車検証の紛失に気付いた場合も、車検証に記載された使用者の住所地で手続きを行う必要があります。

たとえば静岡県から東京都に引っ越した人が車検証の住所変更をしようとしたところ、紛失に気付いたとします。
この場合、東京都で車検証を再発行することはできません。

まずは引っ越し前の住所地を管轄する陸運局に行き、車検証の再発行を受ける必要があります。
その後、東京の陸運局で使用者の住所変更を行う流れです。

再発行の手続きは、代理人に任せることもできる

車検証の再発行は、代理人に任せることもできます。

この場合、代理人への委任状が必要です。
(押印は不要になりました。)

また、静岡県の陸運局に問い合わせたところ、代理人が手続きに行く場合は、車のナンバーだけでなく車台番号も必須とのことでした。
(本人が行く場合はナンバーだけでもOK)

※車台番号は、自賠責の証書などにも記されています

静岡県の車検証の再発行は、行政書士こはく事務所へ

弊所では、静岡県内の車検証の再発行を承っています。
平日に陸運局に行けない方や、引っ越し先で紛失に気付いた方はぜひご活用ください。

料金やご依頼の流れをご案内いたしますので、お気軽にお問合せください。